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怒濤の東北3days
毎度のことながら、報告が遅れて申し訳ないこってす。
12(金)~14(日) 、石巻、山形、会津若松と3日間にわたって菊田俊介さんのライヴがありました。で、3日間ともご一緒させていただいた訳でして、それはそれは夢のような3日間を過ごさせてもらったのでした。もう2週間も経ったというのに、あまりに夢のような時間だったので、遠い遠い昔のよう。自分が参加したなんて信じられないほど…。
12日は石巻。当初、うちらブルースクルーザーがバックを務めるはずだったが、今月からの活動休止で、地元のドラムの土井さんとベースの阿部さんにお願いすることになっていた。土井さんと阿部さんは、シュンさんと初めての手合わせだったこともあってちょい早めにリハに入る。ところが、これがライヴの楽しさ、だからライヴはやめられないって感じのことが。いつもそうだが、本番がリハどおりに行くってのは稀だが、この日もそう、ライヴで新しいものが生まれたって感じで、なんやらほっこりした雰囲気になった。そんな中、土井さんと阿部さんの緊張がこっちにも伝わり、俺もシュンさんとご一緒するのは約8ヶ月ぶりで、程好い緊張感の中でプレイすることができました。
シュンさんはといえば、リハの段階から、バックがどんな状態でも平常心を保った状態というか、料理人で言うなら、どこに出張してもその場にある食材でいつもどおりの料理を提供するといったクオリティの高さを感じさせるものであった。やはりミュージシャンとしてぶれない軸がしっかりしているんだなぁと感じさせる。
自分なりには、なかなかいい感じで3daysのスタートを切れたような気がした。
二日目の13日は山形市「Tarji」にて。メンツは一変、ドラムにお馴染み今ブー、そして紅一点、ピアノに北九州からはるばるやって来たLeeちゃんが加わり、ベースレスの編成。
俺的に、この日の驚きはなんといってもLeeちゃんのピアノ。リハの一曲目、ベースレスでスカスカになるのかなぁと思いつつ臨んだが、なんのLeeちゃんの左手からは重厚なベースラインが。そして、Leeちゃんのナンバーを合わせることになり、一発目に出てきたのが軽快なブギ。正直、初対面であいさつを交わしたLeeちゃんからは想像もつかない曲調と、何より、その生み出すグルーヴ感が意外で、曲の途中で思わずほくそ笑んでしまった。その後もニューオリンズ系あり、ルンバのようなラテン系ありと、一食にカレー、ラーメン、牛丼と定番メニューが出てくるような賑わい。もちろん、こってりのシカゴブルースも。こりゃ絶対楽しい夜になると確信したリハであった。
本番は予想どおりの展開。シュンさんのオリジナルナンバーを含めると、当夜はかなり幅広い曲調が並び、お客さんもかなり満足の行く内容だったのではなかったろうか。
三日目は会津若松市「風街亭」。俺にとっては最終日。前夜の山形ライヴは演り手側である俺の方が存分に楽しませてもらい、早く次のライヴをやりたいと思うようなもので、待ち遠しくて仕方ないって感じだった。んなもんだから、もうリハから楽しくて楽しくて。メンツも前夜と同じだったので、フィット感があって、今夜も絶対楽しい夜になると確信。数時間後、それは現実のものに。
やはり同じメンツで2日目ともなると、馴染んでくるのが実感できる。だから、探り探りでいろんなことに余計な気を回す必要がない分、集中できるし、楽しめもする。反面、Leeちゃんの左手で補って余りあるベースラインではあったが、やはりベースレスといった変則的な構成から、そういった場合のハープの在り方とか指摘され、考えさせられたのはいい機会であった。
さて、主役のシュンさんはと言えば、先月の仙台ライヴの際も書いたが、星屑を撒き散らしたようなきらびやかさは相変わらず顕在であった。
今回、俺的には、「Chicago Midnight」や「Old Soul」といったシュンさんのオリジナルがこれまで以上の深い味わいをもって聴こえてきた。ギンギンにパラパラと星屑を振り撒く派手さがある反面、冷静に、緻密に音を絞り出すようなフレーズと後ろ斜め45度から眺めていると、そんな音の絞り出しに、こっちの感情が引き込まれていくような感じであった。
ライヴ後の驚きは、お客さん総動員での撤収。ステージもホールも慣れた感じで片付けられたと思ったら、次の瞬間には打ち上げ用にテーブルが寄せられているのである。ただ、シュンさんはその日のうちに宇都宮に向けて出発。俺も宮城まで帰らなきゃということで、打ち上げ本隊には合流せず、マッツンを加えた3人が会場の隅で一足早くプチ打ち上げ、本来の打ち上げが始まる頃には帰途に。
帰りは夜の高速を独りで約二時間。眠くなるかと思ったら3日間の興奮か、目が冴え、休憩もなしに一気に辿り着いたのでした。
それにしても楽しい3日間であった。
by micky
12(金)~14(日) 、石巻、山形、会津若松と3日間にわたって菊田俊介さんのライヴがありました。で、3日間ともご一緒させていただいた訳でして、それはそれは夢のような3日間を過ごさせてもらったのでした。もう2週間も経ったというのに、あまりに夢のような時間だったので、遠い遠い昔のよう。自分が参加したなんて信じられないほど…。
12日は石巻。当初、うちらブルースクルーザーがバックを務めるはずだったが、今月からの活動休止で、地元のドラムの土井さんとベースの阿部さんにお願いすることになっていた。土井さんと阿部さんは、シュンさんと初めての手合わせだったこともあってちょい早めにリハに入る。ところが、これがライヴの楽しさ、だからライヴはやめられないって感じのことが。いつもそうだが、本番がリハどおりに行くってのは稀だが、この日もそう、ライヴで新しいものが生まれたって感じで、なんやらほっこりした雰囲気になった。そんな中、土井さんと阿部さんの緊張がこっちにも伝わり、俺もシュンさんとご一緒するのは約8ヶ月ぶりで、程好い緊張感の中でプレイすることができました。
シュンさんはといえば、リハの段階から、バックがどんな状態でも平常心を保った状態というか、料理人で言うなら、どこに出張してもその場にある食材でいつもどおりの料理を提供するといったクオリティの高さを感じさせるものであった。やはりミュージシャンとしてぶれない軸がしっかりしているんだなぁと感じさせる。
自分なりには、なかなかいい感じで3daysのスタートを切れたような気がした。
二日目の13日は山形市「Tarji」にて。メンツは一変、ドラムにお馴染み今ブー、そして紅一点、ピアノに北九州からはるばるやって来たLeeちゃんが加わり、ベースレスの編成。
俺的に、この日の驚きはなんといってもLeeちゃんのピアノ。リハの一曲目、ベースレスでスカスカになるのかなぁと思いつつ臨んだが、なんのLeeちゃんの左手からは重厚なベースラインが。そして、Leeちゃんのナンバーを合わせることになり、一発目に出てきたのが軽快なブギ。正直、初対面であいさつを交わしたLeeちゃんからは想像もつかない曲調と、何より、その生み出すグルーヴ感が意外で、曲の途中で思わずほくそ笑んでしまった。その後もニューオリンズ系あり、ルンバのようなラテン系ありと、一食にカレー、ラーメン、牛丼と定番メニューが出てくるような賑わい。もちろん、こってりのシカゴブルースも。こりゃ絶対楽しい夜になると確信したリハであった。
本番は予想どおりの展開。シュンさんのオリジナルナンバーを含めると、当夜はかなり幅広い曲調が並び、お客さんもかなり満足の行く内容だったのではなかったろうか。
三日目は会津若松市「風街亭」。俺にとっては最終日。前夜の山形ライヴは演り手側である俺の方が存分に楽しませてもらい、早く次のライヴをやりたいと思うようなもので、待ち遠しくて仕方ないって感じだった。んなもんだから、もうリハから楽しくて楽しくて。メンツも前夜と同じだったので、フィット感があって、今夜も絶対楽しい夜になると確信。数時間後、それは現実のものに。
やはり同じメンツで2日目ともなると、馴染んでくるのが実感できる。だから、探り探りでいろんなことに余計な気を回す必要がない分、集中できるし、楽しめもする。反面、Leeちゃんの左手で補って余りあるベースラインではあったが、やはりベースレスといった変則的な構成から、そういった場合のハープの在り方とか指摘され、考えさせられたのはいい機会であった。
さて、主役のシュンさんはと言えば、先月の仙台ライヴの際も書いたが、星屑を撒き散らしたようなきらびやかさは相変わらず顕在であった。
今回、俺的には、「Chicago Midnight」や「Old Soul」といったシュンさんのオリジナルがこれまで以上の深い味わいをもって聴こえてきた。ギンギンにパラパラと星屑を振り撒く派手さがある反面、冷静に、緻密に音を絞り出すようなフレーズと後ろ斜め45度から眺めていると、そんな音の絞り出しに、こっちの感情が引き込まれていくような感じであった。
ライヴ後の驚きは、お客さん総動員での撤収。ステージもホールも慣れた感じで片付けられたと思ったら、次の瞬間には打ち上げ用にテーブルが寄せられているのである。ただ、シュンさんはその日のうちに宇都宮に向けて出発。俺も宮城まで帰らなきゃということで、打ち上げ本隊には合流せず、マッツンを加えた3人が会場の隅で一足早くプチ打ち上げ、本来の打ち上げが始まる頃には帰途に。
帰りは夜の高速を独りで約二時間。眠くなるかと思ったら3日間の興奮か、目が冴え、休憩もなしに一気に辿り着いたのでした。
それにしても楽しい3日間であった。
by micky
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アルバート・アイラー
先日の菊田俊介さんライヴでは、「音が見える」感覚を味わえた。明日からのシュンさんライヴ3連チャンでもその感覚が味わえるような熱いライヴになるといいなぁ。
12日(金)石巻「La Strada」
13日(土)山形「Tarji」
14日(日)会津若松「風街亭」
ですのでお近くの方はぜひ!詳細は、当ブログ10月28日付け「週末は菊田俊介ライヴ!」の記事で。
さて、「音が見える」感覚を味わったシュンさんのライヴであったが、「音が見える」きっかけになったのは…として、「アルバート・アイラー」を聴いたエピソードをシュンさんライヴ報告の中で紹介した。というわけで、その場面よ再びってことで、先日、夜中にそのレコードを聴き返してみた。それも部屋を真っ暗にして、大音量でね。
なるほど、暗やみの中にキラキラとした幻影が…。と見つつ、そのライヴの模様を想像してみた。そしたら驚き、25年前にラジオから流れるこの曲を聴いた時と同じ場面が無意識のうちに浮かんできた。さらに曲に導かれるように、想像を進めていくと、児山紀芳さんが言った「星屑が飛び散る…」ことになった一つの要因と思しき光景が広がってきた。
アルバート・アイラーの演奏が躍動感に満ちていたのには、バックのサポートなくしては成り立たない。ドラム、ベース、ピアノのどれもが細かい音符を並べたフレーズを醸している。特にドラムはシンバルを多様し、小刻みにビートを刻んでいる。各パートが、一見、無秩序にフレーズを叩きだしているのだが、細かい音符を並べることによって、「星屑を撒き散らしたように」聴こえるような効果を出しましょうという目的のみでつながっているかのようである。また、ドラムはシンバルを多様しているから、シンバルは小刻みに震動し、震動すると同時にステージ上の照明を反射してキラキラと輝きを放っている。さらに、アルバート・アイラーは踊るようにサックスを吹いているので、サックスも上下左右と激しく揺り動き、ステージ上の照明を跳ね返し、これまたキラキラとした輝きを放つ。こうした聴覚的効果と視覚的効果が相乗して会場にいた児山さんに「星屑」を見せたのではないかと想像していた。
そんな空想の中でアルバート・アイラーを見ていたら、その当時の記憶が甦ってきた。
オールナイトのラジオ番組で、このアルバート・アイラーを聴いて、次の日早速行き付けのジャズ専門のレコード屋へ駆け込んだ。 ここの店主は、この番組でもパーソナリティーを務めていた方で、金がなくてアルバムなんかおいそれと買えない俺に、いろいろと聴かせてくれた心広い方だった。
「昨夜のアルバート・アイラーのアルバムください!」
と店に駆け込んだところ、
「あれ廃盤になってて、今は入手が難しいんだよね」
とのことで、がっかりして帰った。しばらくして、また店を訪ねると
「来るのを待ってたんだよ。輸入盤だけどアルバムみつかったよ」
と言って取り置いてくれていたのがこの写真のアルバムで、とても思い出深い。


そんな感慨に耽っていたら、その当時衝撃を受け、「聴きたい!」と思い、こちらから求めて行き着いた思い入れのある曲なんかが次々と思い浮かび、それからしばらく真っ暗ななかでの鑑賞が続いた。まずは第一段でアルバート・アイラーを紹介。また近いうちに第二段行きます。
by micky
12日(金)石巻「La Strada」
13日(土)山形「Tarji」
14日(日)会津若松「風街亭」
ですのでお近くの方はぜひ!詳細は、当ブログ10月28日付け「週末は菊田俊介ライヴ!」の記事で。
さて、「音が見える」感覚を味わったシュンさんのライヴであったが、「音が見える」きっかけになったのは…として、「アルバート・アイラー」を聴いたエピソードをシュンさんライヴ報告の中で紹介した。というわけで、その場面よ再びってことで、先日、夜中にそのレコードを聴き返してみた。それも部屋を真っ暗にして、大音量でね。
なるほど、暗やみの中にキラキラとした幻影が…。と見つつ、そのライヴの模様を想像してみた。そしたら驚き、25年前にラジオから流れるこの曲を聴いた時と同じ場面が無意識のうちに浮かんできた。さらに曲に導かれるように、想像を進めていくと、児山紀芳さんが言った「星屑が飛び散る…」ことになった一つの要因と思しき光景が広がってきた。
アルバート・アイラーの演奏が躍動感に満ちていたのには、バックのサポートなくしては成り立たない。ドラム、ベース、ピアノのどれもが細かい音符を並べたフレーズを醸している。特にドラムはシンバルを多様し、小刻みにビートを刻んでいる。各パートが、一見、無秩序にフレーズを叩きだしているのだが、細かい音符を並べることによって、「星屑を撒き散らしたように」聴こえるような効果を出しましょうという目的のみでつながっているかのようである。また、ドラムはシンバルを多様しているから、シンバルは小刻みに震動し、震動すると同時にステージ上の照明を反射してキラキラと輝きを放っている。さらに、アルバート・アイラーは踊るようにサックスを吹いているので、サックスも上下左右と激しく揺り動き、ステージ上の照明を跳ね返し、これまたキラキラとした輝きを放つ。こうした聴覚的効果と視覚的効果が相乗して会場にいた児山さんに「星屑」を見せたのではないかと想像していた。
そんな空想の中でアルバート・アイラーを見ていたら、その当時の記憶が甦ってきた。
オールナイトのラジオ番組で、このアルバート・アイラーを聴いて、次の日早速行き付けのジャズ専門のレコード屋へ駆け込んだ。 ここの店主は、この番組でもパーソナリティーを務めていた方で、金がなくてアルバムなんかおいそれと買えない俺に、いろいろと聴かせてくれた心広い方だった。
「昨夜のアルバート・アイラーのアルバムください!」
と店に駆け込んだところ、
「あれ廃盤になってて、今は入手が難しいんだよね」
とのことで、がっかりして帰った。しばらくして、また店を訪ねると
「来るのを待ってたんだよ。輸入盤だけどアルバムみつかったよ」
と言って取り置いてくれていたのがこの写真のアルバムで、とても思い出深い。


そんな感慨に耽っていたら、その当時衝撃を受け、「聴きたい!」と思い、こちらから求めて行き着いた思い入れのある曲なんかが次々と思い浮かび、それからしばらく真っ暗ななかでの鑑賞が続いた。まずは第一段でアルバート・アイラーを紹介。また近いうちに第二段行きます。
by micky
活動休止のお知らせ
結成以来15年もの長きにわたって活動してきたブルースクルーザーですが、今月から一時活動休止させていただくことに。
こんなに長く続けてこられたのは、一重にライヴの度に足を運んでいただいたお客さんの支えあってのこと。ホントに心より感謝してます。にも関わらず、身勝手に突然休ませてもらうことになり申し訳なくも思っております。
まぁメンバー全員がまだまだヤル気満々ながら、それを許さない不測の事態が発生したと解釈してもらいたいのですが、活動休止期間についても1ヶ月になるのか、1年になるのかまったくもって流動的です。が、このままフェードアウトなんてことはなく、またいつの日かみなさんの前に戻ってくることをお約束申し上げます。
なもんで、実のところ、フルメンバーでのクルーザーは、先月の高円寺「ジロキチ」、一人欠けながらも「ブルースクルーザー」名でみなさんの前に登場するのは、先週の仙台「ヘブン」で一応の最後ということになったわけです。
とはいえ、他のメンバーに比べればキャリアの浅い俺なもんで、休むこと自体許されない身分。そっちこっち顔出したり、押し掛けたりするかもしれませんので、その際はよろしくお願いします。また、何かありましたら気軽に声をかけていただければ可能な限り馳せ参じたいと。
当面の予定については、再三告知してますとおり、今月12,13,14日の3日間は石巻、山形、会津若松と菊田俊介さんのライヴに参加させていただくことになってます。また、当ブログに関しては、これまでも地道ぃ~に更新しておりましたが、変わらず地道ぃ~に継続して行きますので、思い出した時にでもお訪ねいただければありがたいです。
ではまた。
by micky
こんなに長く続けてこられたのは、一重にライヴの度に足を運んでいただいたお客さんの支えあってのこと。ホントに心より感謝してます。にも関わらず、身勝手に突然休ませてもらうことになり申し訳なくも思っております。
まぁメンバー全員がまだまだヤル気満々ながら、それを許さない不測の事態が発生したと解釈してもらいたいのですが、活動休止期間についても1ヶ月になるのか、1年になるのかまったくもって流動的です。が、このままフェードアウトなんてことはなく、またいつの日かみなさんの前に戻ってくることをお約束申し上げます。
なもんで、実のところ、フルメンバーでのクルーザーは、先月の高円寺「ジロキチ」、一人欠けながらも「ブルースクルーザー」名でみなさんの前に登場するのは、先週の仙台「ヘブン」で一応の最後ということになったわけです。
とはいえ、他のメンバーに比べればキャリアの浅い俺なもんで、休むこと自体許されない身分。そっちこっち顔出したり、押し掛けたりするかもしれませんので、その際はよろしくお願いします。また、何かありましたら気軽に声をかけていただければ可能な限り馳せ参じたいと。
当面の予定については、再三告知してますとおり、今月12,13,14日の3日間は石巻、山形、会津若松と菊田俊介さんのライヴに参加させていただくことになってます。また、当ブログに関しては、これまでも地道ぃ~に更新しておりましたが、変わらず地道ぃ~に継続して行きますので、思い出した時にでもお訪ねいただければありがたいです。
ではまた。
by micky
菊田俊介さんライヴご報告!
いやぁやっぱシュンさんてすんげぇギタリストですね…。なんつっても音の一つ一つがきらびやかというか、キラキラ輝いているのである。だから、シュンさんが弦を弾く度に手元から漫画のように星屑が放たれるのが見えるような感じなんですねぇ。
余談になるが、学生時代、ジャズにはまって聴き漁っていた時期があった。その当時、地元FM局でオールナイトでのジャズの特番があり、ジャズ評論家の児玉紀芳さんがゲストで、いろんなジャズマンとの関わりや、エピソードなどを交えながら曲をかけていた。その中でアルバート・アイラーという、フリージャズにカテゴライズされるサックス奏者を紹介した。ライヴレコーディングで、アルバート・アイラーの最後の録音ともなるアルバムの中から「Holy famly」って曲であった。それはそれは躍動感に満ち満ちた演奏で、眠気に負けそうな頃合いだったが、一気に目が覚め、興奮で眠れなくなったのを今でも鮮明に覚えている。解説の児玉紀芳さんはこのライヴを生で聴きに行っていたそうで、その時の様子を
「サックスから星屑がキラキラと、後から後から湧きだしてくる…」
といった表現で、興奮気味に語るのを聞いて、
「なるほど、音って聞くだけのものではなく、見るものであって、見えるものでもあるんだなぁ…」
などと未知なる次元へ導いてもらったような、俺にとって結構大きな節目になっている。
閑話休題
さて、当夜のシュンさんであるが、まさしく星屑を振りまくようなきらびやかさがあった。
シュンさんはワイヤレスを使っているので、ソロの時は会場を自由に移動する。だが、もちろん音はステージ上のアンプから放たれる。星屑のイメージを見るなら、音の出るアンプからであろうが、そうではなく、音を生産しているシュンさんの手元、そして、体全体から放たれてるイメージ。
「なるほど、これがオーラというものか…」
なんて思いながら、会場をねり歩くシュンさんをステージから目で追っていた。
ギターのフレーズも無尽蔵って感じで、曲調が変わればギタリストが代わってるかのように次々と違った面を見せる。改めて奥の深さを感じた。
この日のヘブンには、シカゴ出身で、現在は仙台近郊で英会話教室を営む「エリック」が、大勢の講師や生徒を連れて来てくれ、にぎやかな雰囲気を演出してくれた。ありがたいことです。
そんな中、シブケン、イサムちゃん、俺の3人クルーザーでバックを務めさせもらったが、シュンさんに導かれるように、イキイキとした感じで楽しく演奏することができた。
ライヴ後、いつもシュンさんのツアーでローマネを務める「マッツン」の動きに異変が…。本人曰く、「開発途上のニスモのような…」動き。撤収を始める頃、首が回らず、真っ直ぐ見たまま。なんでも寝違いの症状が急激にひどくなった感じだったそうだ。次の日から休養で、シュンさんのライヴにも何日か付いて行けなっかったようだ。今はかなり回復したそうだ。いなきゃならん存在だし、早く治してほしいと思う。
そんなわけで、シュンさんの仙台ライヴは終了。だが、今月中旬には再び東北へ。
12日(Fri) 宮城県石巻 La Strada 0225-94-9002
w/ Micky & La Strada Rhythm Section
http://www.la-strada.jp/
13(Sat) 山形 Tarji 023-623-3944
w/ Lee(Vo,P) & imaboo(Dr) & Micky(Harp)
http://www17.ocn.ne.jp/~tarji/framepage.html
14(Sun) 福島県会津若松 風街亭 0242-24-9874
w/ Lee(Vo,P) & imaboo(Dr) & Micky(Harp)
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/7202/
お近くの方は是非とも。
by micky
余談になるが、学生時代、ジャズにはまって聴き漁っていた時期があった。その当時、地元FM局でオールナイトでのジャズの特番があり、ジャズ評論家の児玉紀芳さんがゲストで、いろんなジャズマンとの関わりや、エピソードなどを交えながら曲をかけていた。その中でアルバート・アイラーという、フリージャズにカテゴライズされるサックス奏者を紹介した。ライヴレコーディングで、アルバート・アイラーの最後の録音ともなるアルバムの中から「Holy famly」って曲であった。それはそれは躍動感に満ち満ちた演奏で、眠気に負けそうな頃合いだったが、一気に目が覚め、興奮で眠れなくなったのを今でも鮮明に覚えている。解説の児玉紀芳さんはこのライヴを生で聴きに行っていたそうで、その時の様子を
「サックスから星屑がキラキラと、後から後から湧きだしてくる…」
といった表現で、興奮気味に語るのを聞いて、
「なるほど、音って聞くだけのものではなく、見るものであって、見えるものでもあるんだなぁ…」
などと未知なる次元へ導いてもらったような、俺にとって結構大きな節目になっている。
閑話休題
さて、当夜のシュンさんであるが、まさしく星屑を振りまくようなきらびやかさがあった。
シュンさんはワイヤレスを使っているので、ソロの時は会場を自由に移動する。だが、もちろん音はステージ上のアンプから放たれる。星屑のイメージを見るなら、音の出るアンプからであろうが、そうではなく、音を生産しているシュンさんの手元、そして、体全体から放たれてるイメージ。
「なるほど、これがオーラというものか…」
なんて思いながら、会場をねり歩くシュンさんをステージから目で追っていた。
ギターのフレーズも無尽蔵って感じで、曲調が変わればギタリストが代わってるかのように次々と違った面を見せる。改めて奥の深さを感じた。
この日のヘブンには、シカゴ出身で、現在は仙台近郊で英会話教室を営む「エリック」が、大勢の講師や生徒を連れて来てくれ、にぎやかな雰囲気を演出してくれた。ありがたいことです。
そんな中、シブケン、イサムちゃん、俺の3人クルーザーでバックを務めさせもらったが、シュンさんに導かれるように、イキイキとした感じで楽しく演奏することができた。
ライヴ後、いつもシュンさんのツアーでローマネを務める「マッツン」の動きに異変が…。本人曰く、「開発途上のニスモのような…」動き。撤収を始める頃、首が回らず、真っ直ぐ見たまま。なんでも寝違いの症状が急激にひどくなった感じだったそうだ。次の日から休養で、シュンさんのライヴにも何日か付いて行けなっかったようだ。今はかなり回復したそうだ。いなきゃならん存在だし、早く治してほしいと思う。
そんなわけで、シュンさんの仙台ライヴは終了。だが、今月中旬には再び東北へ。
12日(Fri) 宮城県石巻 La Strada 0225-94-9002
w/ Micky & La Strada Rhythm Section
http://www.la-strada.jp/
13(Sat) 山形 Tarji 023-623-3944
w/ Lee(Vo,P) & imaboo(Dr) & Micky(Harp)
http://www17.ocn.ne.jp/~tarji/framepage.html
14(Sun) 福島県会津若松 風街亭 0242-24-9874
w/ Lee(Vo,P) & imaboo(Dr) & Micky(Harp)
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/7202/
お近くの方は是非とも。
by micky